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坐骨神経痛と靭帯の関係とは? 本当の原因は足腰にない? [坐骨神経痛治療]
「坐骨神経痛と靭帯の関係とは? 本当の原因は足腰にない?」
坐骨神経痛は、靭帯の変形によって引き起こされる場合があります。
よくスポーツニュースなどで、「選手の靱帯損傷」という報道がされることがありますが、
靭帯は関節をまたいで骨と骨を連結する構造であり、関節の動きをコントロールするはたらきがあります。
坐骨神経痛を引き起こすもととなるのは、脊椎を通る神経を保護する脊柱管が狭くなり、
神経の働きを阻害してしまうことなのですが、脊柱管の中には後縦靭帯と黄色靭帯があります。
後縦靭帯は椎体と椎間板との後側を支え、首から骨盤にかけて縦に走っており、
脊柱管の前壁にもなっています。
この靭帯が骨に変化して脊柱管のスペースを占拠してしまうことがあり、
それによって坐骨神経痛が引き起こされるのです。一方黄色靭帯は脊柱管の後壁になっており、
背骨に対してゴムのように伸び縮みし、その動きを支えるはたらきをするのですが、
年齢を増すにつれてその弾力性が失われることになります。
この黄色靭帯がたわむことで脊柱管の中にせり出して、中を通っている神経を圧迫してしまうのです。
坐骨神経痛は背筋を伸ばした姿勢をとると痛みが増すことが多いのですが、
黄色靭帯が脊柱管をより圧迫することになるからです。
タグ:坐骨神経痛
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